| 紀伊半島の環境保と地域持続性ネットワーク | 紀伊・環境保全＆持続性研究所 連絡先：kiikankyo@zc.ztv.ne.jp |
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本ホームページをご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます。
昨年は21世紀にはもはや無いと考えられていた他国の領土を軍事的に侵略し、これを奪おうとする帝国主義時代のようなことが起こり驚きました。ロシアによるウクライナ侵略により、ウクライナ国民が苦しんでいます。そして、独裁者による偽りの情報、情報隠蔽による国内世論の操作、反対者への弾圧によって軍事侵略が継続されています。ロシアの軍事侵略は明確な国連憲章違反で有り、人類社会の進化を引き戻すものです。軍事侵略と戦争犯罪の責任が問われなくてはなりません。
国内的には、バブル崩壊後、30年以上も国民の可処分所得が減少し続け、少子化を止めることができず、少子高齢化の弊害が中山間・山間地域等で拡がっています。食料等の物価高騰が進み、庶民の家計が苦しくなっています。また、地球温暖化の影響が、集中豪雨、豪雪災害、農業、漁業などで顕在化しています。
様々な問題・課題が山積する中で、私たちは何をすべきなのでしょうか？問題があまりに大きく広いので、ここでは一概に述べることができません。ただ、皆が、個人、家族、地域、国のリスク管理について良く考え、話合い、自分の考えを機会あるごとに述べるとともに、他者の意見も尊重し理解しようとすることが大事で、このことが日本の民主主義を育て、国の方針を誤らせないことにも繋がると思います。
本ネットワークは、地域の持続性にかかわる課題を中心に情報発信をしていくこととしています。地域問題は、地球温暖化、食料安全保障、少子高齢化など、世界的な、あるいは全国的な問題とも深く関わっているので、それらも見据えながら考えていきたいと思います。
本年の皆様のご健康とご活躍をお祈り致します。
（２０２３年１月１日／主宰者 記）